読書.

夢中体験

先日バーベキューをしてきたのですが、近くに川があったので食後に遊びに行きました。すると、川の中央になぜか竹の棒が50cmほど顔を出しています。川原からは5mほどの距離。

誰かが川原の石を投げて竹に当てようとし始めたのですが、それを見た他の人も全員参戦しての石あて大会になりました。当たったからどうということもないのですが、みんなで夢中になってかなりの時間石投げをしてしまいました。

夢中になる仕組み

最近、こんな本を読んでいます。

フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)

フロー体験とは何かに夢中になって、他の事を忘れて集中してしまうような状態のこと。TVゲームやスポーツ、仕事などで集中が高まったらなるやつです。

かなり読むのがしんどい本なのでまだ4分の1くらいしか読んでないのですが面白いです。

その本の中で、夢中になる条件がいくつか挙がっていました。それが

  • 難しすぎず、簡単すぎず、難易度がちょうど良い
  • 適切なフィードバックがある

というものでした。

石投げに夢中になったメカニズム

石投げをやりながら思っていましたが、上記の条件を満たしていました。

竹の棒までの距離が遠すぎても当たる気がしないし、すぐ当たるようなら面白くない。「当たりそうで当たらない距離」だったのが、適切な難易度になっていたかと。

また、たまに当たると竹だけに「カーン」と気持ちよく音が響きます。これがフィードバックですね。自分が投げた石が当たったかどうかがすぐわかります。また、他の人にも聞こえるので、「おぉ、すごい」など他人からの評価もすぐに得ることができます。

日々の生活に夢中を

まだ本を読んでいる途中なのですが、何かに夢中になるという仕組みは生活の中に取り入れていけそうです。考え方や取り組み方だけで、同じ作業に対しても楽しみながら夢中になって行えるようになりそうです。

広島ブログ

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2 Responses to “夢中になるメカニズム”

  1. ファイキン

    こんにちは♪( ´∀ `)お久しぶりです
    続編(?)の「フロー理論の展開」は読みました。
    その中の8章は、わが町内会常連コメンテーターさんなので
    うれしくて脊椎反射でコメントさせてもらいました

    著者の名前がインパクトありますよね
    すぐ覚えてしまいました。

    • 江島

      >ファイキンさん
      おぉ、フロー関係の本読まれたんですか。かなり興味をそそられる内容なので、関連書籍も後で読んでみようかと思っています。1冊目でいきなり大苦戦中ですがw