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デジタルサイネージ

一昨日飲みながら、デジタルサイネージの話をしていました。電子看板のことで、印刷されたポスターではなくコンピューターのディスプレイに広告を出すというものです。

専用の機械もあるが例えばLAN機能付きのデジタルフォトフレームなら既存のインフラを使ったら安く導入できるだとか、iPhoneのような自由度の高い端末が広がればGPSを利用して空間にある情報を読み取ることができるようになるだとか、話が広がりました。

ただ、世の中が広告だらけになるのは誰も望んでいないと思います。広告はあくまでも情報の一種であり、その人が見たいものを見つけれることが大切。

広告に限らず

そんな中、昨日twitterで目にした一言。

フードフェスタで「旨い」「まずい」っていうエアタグを残してくれる優しい広島人おったらええのぉ

Twitter / なん吉: フードフェスタで「旨い」「まずい」っていうエアタグを …

エアタグというのはiPhoneのアプリ「セカイカメラ」というもので、空間に写真や文字などの情報を残せる機能です。これを使うというものですが、これはまさに情報ですよね。

誰しもネットで食べ物屋さんなどの評判を探したことがあるかと思いますが、iPhoneを使えばこれを現実空間と組み合わせて行うということが現時点で既にできてしまいそうです。

そのお店で、「ホルモン焼き美味い!」とか、「接客悪い!」などをエアタグで残しておけば、他の人は良いお店がないかを歩きながらiPhoneごしにキョロキョロするだけで過去に残された評判が見れます。

お店にとっては良し悪しですが、これから情報の共有が進む流れは止まりそうにはないのでしょうがないでしょう。本当に良いお店が繁盛し、そうでないお店が苦労するということになりそうです。

近い未来に備える

これは世界感が変わる大革命です。インターネットで情報伝達・共有はすさまじい進歩を遂げましたが、さらに大きな一歩としてそれがより現実世界に近いものになります。

ビジネスとしては環境の変化に備えて準備をしておく必要があります。私も近々広島デジタルサイネージ活用研究会というのを立ち上げ予定。技術的な視点ではなく商用という視点での活用方法を研究する予定です。

<blockquote><p>フードフェスタで「旨い」「まずい」っていうエアタグを残してくれる優しい広島人おったらええのぉ</p><br /><p><cite><a href=”http://twitter.com/nankichi/statuses/5121436637″ title=”Twitter / なん吉: フードフェスタで「旨い」「まずい」っていうエアタグを …”>Twitter / なん吉: フードフェスタで「旨い」「まずい」っていうエアタグを …</a><cite></p></blockquote>
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2 Responses to “近い未来には情報の取り方が変わる”

  1. アキ子

    こんにちは。昨日、職場で「BUAISO」っていう、関東&中部の団塊ジュニア向きのやたら豪華なフリーペーパーに、「ICT先端都市」として広島が4ページ掲載(紹介)されていて、デジタルサイネージを含むICTのことが、すごーくわかりやすく書いてありました。インタビューに答えていたのは、広島市副市長豊田氏&広島市立大学大学院教授前田氏&中国放送コンテンツビジネス局長宮迫氏・・と、まさに「産学官」・・・♪

    で、わたしの感想としては、
    「自分のビジネス&プライベートをより充実&効率化させたいから、くらしにICTを上手に取り入れたい!!」

    「まわりのママは『???』だろうから、上手に使いこなし方をママ目線で説明したい!」
    って思いました。

    ということで、デジタルサイネージ・・・活用研究会。。。

    末端会員として、いれてくださいなー♪

    • 江島

      >アキ子さん
      そんなフリーペーパーがあるんですか。可能なら今度見せてください。活用研究会の方は任意参加の勉強会ではなく業務よりのものなのですが、何かオープンのものがある時はぜひ。