読書, 真面目に考える.

この本から。

ポストイットで有名なアメリカのスリーエム社で
1930年代から40年代にかけて社長件会長を務めた
ウィリアム・マックナイトという人の信条が紹介されていました。

「優秀な人を雇ったら、あとは好きにさせること」

これには衝撃を受けました。
わかっていてもこれを実践するにはかなりの勇気が必要です。
根本に人への信頼感があるんでしょうね。

考えてみると、僕が以前務めていた会社の上司がかなり放任主義の人で
指示を聞きに行っても「知らん。自分で考えて勝手にせい」
と言われることが多々ありました。

最初は驚きましたが
結果的に自分の仕事に関しては自分で考えるようになりました。

SE・プログラマーの仕事でしたが、小規模のシステムであったために対象範囲が狭く
開発や営業、エンドユーザーとの対応までひと通り完結できるもの良かったと思います。

その上司の性格に依るところも大きかったと思いますが
まだ20代前半のペーペーに仕事を放り投げてもらったおかげで
楽しみながら充実した仕事ができました。

まさに前述の言葉の通り。
無駄な管理コストも不要で、本人は一生懸命に仕事をします。

全ての仕事でできることではないと思いますが
みんなが自律的に動くことのできる職場というのは素晴らしいですね。
実現させたい、理想の形です。

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