読書勉強会ハヤブクでの雑談話。
我が子を読書好きに育てようとして小さい頃から絵本の読み聞かせを頑張ってきたけど
だめだったという方がいました。
どうやったら子供に読書好きになってもらえるか?という話題。
そこで出たのがまず根本的なところとして
子供に読書をするのが良いよと勧める時に
その理由としてどんなものを挙げるか?ということに。
その時に紹介されていた哲学者が書いた本には
読書により他者の考え方を自分に取り入れることができて
考え方の幅が広がるということが書いてあったそうです。
これは一理あるなと思いました。
最近夜と霧というアウシュビッツ収容所に入れられ生き延びた心理学者の本を読みましたが
当たり前と思っている現代の生活について再考するきっかけとなりました。
他にも意見が出ましたが、僕が子供に伝えるとすれば
読書習慣を手に入れることができれば
自分で何でもできるようになる、と言うかな。
「人類の英知はすべて活字になっている」という言葉をどこかで見ましたが
活字は時間も空間も超えて知を共有する仕組みであり
読書習慣はその仕組みの利用権を得るためのものです。
世界を知るにも、その中で何かを実現しようとする時にも
知へのアクセス権があれば必ず活路を見出すことができます。
言わば、文明社会における根本的なサバイバル能力でしょうか。
その時に知らないことでも、本を読めばなんとかなるという感覚があれば
行き詰まってしまうということはなくなります。
このテーマが出た時はあまり時間を取れない状況だったのですが
これはみんなに深く聞いてみたいと思った話題でした。
酒の肴に良いかな。
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