読書.

この本から。Kindle本です。

最近こういった「近未来の働き方」という本をよく読みます。
日本でも働き方が大きく変化する時期なんでしょうね。

この本はアメリカとベトナムで働く二人の対談形式の本です。

興味を持ったのはアメリカ・シリコンバレーでのお話。

著者がアップルに入社する際の契約書には
「理由なく解雇してもいい」
という条件に承諾する必要があったとか。

IT企業が集積するこの地では
人材の流動性がかなり高いです。

企業に勤めている人も「自分はその会社に属している」という意識は低く
あくまでも個人商店であり
「今の時点ではその会社と契約して働いている」という意識なんだとか。

会社もどんどん人を入れたり解雇したりしますし
雇われる側も合わないと思ったらすぐに辞めるし
他に良いところがあればすぐに転職します。

ここまでの流動性はシリコンバレー特有のものでしょうが
日本でもゆっくりとこういう傾向になるものと考えています。

会社勤めをしつつも常に市場を意識して
プロフェッショナルとして仕事ができる人が
社内でも評価されるんでしょうね。

社外の人から仕事の内容を聞かれた時に
会社名や肩書きではなく価値を生み出していることを
ズバっと伝えることができるかどうか。

日々の仕事で意識する必要がありますね。

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