マックやipodで有名な会社「アップル」の
創業者であるスティーブジョブスの本を読みました。
興味を持ったきっかけは、
2005年にジョブスがスタンフォード大学の卒業式でしたスピーチを読んだことです。
それまではアップルのすごい人、というくらいの認識しかなかったのですが
ただ優秀なだけの経営者ではなかったんだと知りました。
複雑な出生、変わった半学生生活、自分が作った会社をクビ、
映画で有名なピクサーを作る、癌からの復帰、などなど。
これはすごいとすぐに本を探してみると
ひとつ良さそうなのを発見して即注文。
それがこの本です。
非公認の本であり、視点が偏っている部分もあるようですが
それでもスティーブジョブスがどんな人で、どんなことをしてきたのかが
非常に良くイメージできるものでした。
届いた時は本の厚さ(500ページ以上ある)にちょっと引いてしまいましたが
彼の波乱万丈の人生と、何よりもそのキャラクターに惹かれて
読みながら「うわぁ」など独り言をいいつつわくわく感いっぱいで読破しました。
常識ではまったく測れないほど個性の強い人で
仲間や部下や取引先に平気で罵声をあびせたり約束を反故にしたりしつつも
創造性に富み仲間と共にビジョンを共有し人を惹き付けていきます。
矛盾していることなのですがそれが魅力なのかもしれません。
スティーブジョブスと仕事はできないといって会社を去る人も多数、
スティーブジョブスと仕事がしたいと言って会社に来る人も多数。
まるで映画や小説の中の人物のようですが実在しているのです。
そんな彼がアップルという会社でコンピューターの世界を変え、
ピクサーという会社で映画の世界を変え、
ipodにより音楽の世界を変えるストーリーが描かれています。
単に優秀なだけではなし得なかったであろう不可能と思われる障壁が
スティーブジョブスの魔法で次々に消えていきます。
世界を変えた魔法の謎を知りたい方は
ご一読をオススメします。
スマートに行動するだけが正解ではない。
私はそんなことを教えられた気がします。
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