この本から。
著者はハーバード大学出身で、
卒業後も学校に残り12年間いて
ハーバードの学生たちをずっと観察してきました。
世界トップクラスの恵まれた環境でありつつも
それを活かし伸びていく学生と
プレッシャーにつぶされる学生がいます。
その違いは何でしょうか?
著者の専門はポジティブ心理学。
旧来の心理学は一般的な人たちから
ネガティブな状態(うつなど)になった人に注目し
その原因と回復手段を探るものでした。
しかし、ポジティブ心理学では逆に
一般的な人たちから抜きん出ている人に注目し
その原因を探ります。
統計を取った時に平均的な分布から外れた
異常値というものが出ることがあります。
統計の常識ではそれは異常値として削除されるものですが
逆にそこに注目し、平均から外れて抜きん出ている理由は何か?を
考えるという発想はすばらしいですね。
このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。