日本のヤフーが
アメリカのヤフーを超えて世界一になったそうです。
ネットレイティングスの5月度インターネット利用動向調査によると、Yahoo!JAPANの同月の月間ページビュー(PV)が318億PVに上り、世界1位になったことが分かった。
ITmedia News から引用
ページビューというのはサイトをクリックしてパッと表示された回数ですが
これが世界一になったということ。
318億PVなんてすごいですね。大きすぎてどんなものかわかりません。
PVはサイトがどれくらい利用されているかの目安として使われています。
しかし、このPV至上主義を問題視する声もあります。
例えば何かの情報を文章などで伝える場合、
1ページにずらずらと書いてあれば
スクロールするだけで読めるので非常に読みやすい。
でもそうするとPVは1だけになってしまいます。
そこで、途中途中で「続きを読む」や「次のページ」などのリンクを貼ることで
1つのコンテンツを分解し、PVを増やすという手法が日常的に使われています。
情報系のサイトによく見られますよね。
見るほうとしてはわずらわしいばかりですが
PVを稼がないとサイトの価値を高める事が出来ないのでやってしまいます。
また、システム的なことからも
最近はAjaxと呼ばれるページ読み込みをしなくても
動的にデータを読み込む手法が増えてきています。
一番分かりやすい例がGoogleMapです。
初めて見たときは驚きましたが、
ページの再読み込みをしなくても地図を操作するとデータが読み込まれます。
GoogleMapをずーっと使って活用していても
再読み込みしない限りPVは1だけ。
これではサイトが利用されている目安としてPVでは不十分です。
今はPVが一番わかりやすい目安として使われていますが
将来的にはもっと別の方法で
実質的なサイトの利用状況を把握できるようにする必要があります。
現在それを実現する方法として決定的なものは見当たりませんが
世の中にはすごい人はいるものなので
画期的な発明がその内生まれるかもしれません。
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