ChatGPTがブラウザAtlasをリリースしました。
ブラウザとの統合は待ち望んでいた機能です。今までは画面キャプチャをチャットに貼り付けるなどしていたのでそれをせずにAIが認識してくれるというのは非常に助かります。
まずはMacOSからの先行リリースとのことで、早速インストールして使ってみました。ブラウザに表示しているものは認識しているので、それについて話をするとちゃんと答えてくれます。また、このブログのトップページを開いた状態で「プロフィールページを開いて」という依頼にも正確に答えてページを開いてくれたり、サイト内検索を依頼してもちゃんと該当する情報を出してくれたり、なかなか賢いです。
ブラウザならではの機能として、閲覧履歴も把握した上で会話ができるとのことで、例えば買い物をする際に複数サイトを横断して情報をチェックした上で、それを踏まえて会話をするなどということができます。
また、エージェントモードとして自律的に考えて操作をしてもらうこともできます(有料のPlusプラン以上)。試しに、「問い合わせフォームからランチのお誘いを送って」と伝えてみると、フォームに入力した上で、後は送信ボタンを押すだけの状態まで準備をしてくれました。指示が薄いと内容も薄いですが、もうちょっと細かく指示を出せば使い物になりそうです。
後は音声入力があるので、完全に手ぶらでブラウザ操作ができるのかと思ったのですが、そちらは上手く動きませんでした。単なる不具合だと思うのですぐに修正されそうではありますが。
今はブラウザ上でできることがかなりありますが、それをAIに相談しながら行ったり、AIに操作すらしてもらったりというのが現実になりました。今から機能も追加され活用ノウハウも出てくると思いますが、大きなゲームチェンジャーになりそうです。
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