IT仕事術.

OS依存がまた減るかもしれません。

iPhoneから始まった「アプリ」というもので
ちょっとした機能のソフトウェアを
自分の使い勝手に合わせて組み込むという流れが一般化しました。

Macでもその流れを受けてMac専用のアプリのストアが誕生し
面白いアプリ、便利なアプリが出ています。

しかし残念ながら良いアプリを見つけてもほとんどがMac専用で
Windowsを使っている人には紹介しようがないという状況でした。

そこへ、Googleが参入です。

ウェブアプリという形式で、クラウドベースで使うアプリを
Googleが提供しているChromeというブラウザ上で
使えるようになっています。

Chrome ウェブストア – アプリ

chromestore

スマートフォンなどのアプリ同様、説明やレビューなどを見ながら
自分の利用したいものを選んで自分のアプリに加えることができます。

多種多様なものがありますが
例えばPhotoshopのような画像加工アプリもあり
結構使えるレベルだったりします。

chromephoto

これの良いところはブラウザベースで動くため
OSをあまり選ばないということでしょう。

ChromeにGoogleアカウントでログインすれば
複数の違うOSからでも「いつもの環境」として利用することができます。

ハード面で言うとGoogleはchromebookとして
ブラウザが動く程度の安価なパソコンを各ハードメーカーと共同で販売しており
アメリカではかなりの勢いで普及してきているようです。

パソコンに対するニーズは多様化しており
プライベートで利用する人にとっては
機能は最低限で良いから安価なものが欲しいというケースは多いでしょう。

そうした時に、3万円を切るくらいの価格で販売されている
chromebookはかなりマッチします。
ネットとメール、文章作成くらいなら充分です。

それに加え、このchromeアプリによって
さらにできることが増えていきます。

スマホアプリの普及を考えると
今後はchromeアプリでも無料レベルでできるようになる範囲は
相当なものになるでしょう。

WindowsでもMacでもchromeアプリは使えるようになっているので
その使い勝手に慣れて便利さを知った後では
パソコンを買い換える時に「chromebookで充分だね」となる可能性は高そうです。

長い間ハイスペック競争ばかりしていたパソコン市場ですが
chromebookとchromeアプリの登場によって
ようやく安価な製品が普及していくのではないでしょうか。

広島ブログ

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