IT豆知識.

もう昨年の話になりますが。

Yahooグループという
Yahooが運営するサービスが
終了することが発表されました。

サービス終了のお知らせ – Yahoo!グループ

複数人が参加するグループ内での情報共有をするためのサービスで
色んな機能がありますが
メインはメーリングリストではないでしょうか。

サービス開始は2004年ということでメール全盛期ですね。
終了するということは、最近は利用率が下がってたんでしょうか。

とはいえ周囲でもまだ現役でこのサービスを使っているグループがあり
4月までには別の方法を探す必要に迫られているので
みなさんどうするんでしょうか。

今ではメール以外のグループで使えるコミュニケーションツールが多数出ています。
FacebookやLINEやchatworkなど。

しかし、メーリングリストの替りになるかというと
それぞれ微妙です。

SNSは使っていない人もいるので
完全な不特定多数向けにはなりません。

chatworkなどは仕事向けの情報共有ツールではありますが
ある程度のITリテラシーがないと使いづらいので
これもハードルが高い。

そう考えると、メールというのは初歩的な機能であり
パソコンが苦手な人でも携帯などでメールくらいはだいたい使うことはできます。
メールが使えない場合に複数人での情報共有ができないのはしかたないでしょう。

現状では不特定多数を対象とした時の
最低限のITリテラシーはメールであり
メーリングリストという機能はまだ完全に代替できるものがありません。

ITリテラシーの底上げができてくると
もっとイマドキで便利なサービスを情報共有インフラとして
利用することもできるんですけどね。

対象者が比較的少数で、「わからない人には誰かが教える」
ということができるようであれば
前述したようなサービスが良いでしょうか。

個人的にはFacebookが便利かとは思いますが
普及しているとはいえ使っていない人もいますし
参加を強要することもできないので難しいところ。

LINEもスマートフォンじゃない人がいたら
実質全員での共有もできませんし。

chatworkはまだ普及レベルでもないですし
シンプルではありますが
仕事用ということもありちょっと難しい。

ということで、やっぱり「まだ」メーリングリストでしょうね。
他のメーリングリストサービスに引っ越すというのが妥当でしょうか。

メールの時代はまだまだ終わりませんね。

広島ブログ

このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。


Comments are closed.