だいぶ前の「ガイアの夜明け」で、佰食屋という飲食店が出ていました。
1日百食限定で、もっと売れそうでもそれ以上は売らない。
売り切れたら片付けて店を閉めちゃう。
「もったいない」と普通なら思っちゃうところですが
それによるメリットもあるとか。
まず、現状は毎日100食を売り切るので在庫ロスがない。
従業員の残業もないし、100食出したら終わりという明確なゴールがあるので
ダラダラ仕事をすることもなく、無駄なくすっきり仕事を終える。
そのため、従業員が定着するし、新規の雇用もしやすい。
いわゆる「逆張り」のような考え方ですが、
確かに言われてみれば確かにアリだなと思います。
特に人口減少で人材難になっていくことが確実な中で
ここで働きたいと思う人は多いだろうなと。
番組では今後の展開として、半分の50食を夫婦2人のオペレーションで売り切る
フランチャイズモデルに挑戦しているところで終わりました。
夫婦だけで成り立ち、残業などもない短時間の勤務でプライベートの時間も持った上で
きちんと収入も稼ぐというのを目指しているとかで、
確かにこれが上手くいけば働きたいという人は多いと思います。
「バリバリ働いて稼ぐ人」が正解みたいな風潮だったのが
「自分の時間を大事にする」というスタイルを求める人が増えたために
それがビジネスになる時代になってきたんですかね。
未読ですが、著作も出されているようです。
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