マーケティング.

先日書いたエントリの続き

個人に必要なのは目標よりも戦略が先?と思った本 | eshima.info

コレを読んでくれた人と話をしたので
もうちょっと詳しく。
ビジネス戦略の考え方ですが個人でも一緒ですね。

興味のあるものをかたっぱしから手を付けてみる。
こういう動きは必要だと思います。
僕も20代は「とりあえずやってみる」をポリシーにしてました。

幅広く経験ができるというメリットはあるものの
やっていることが多すぎて
それぞれが中途半端になってしまうデリットがあります。

やはり何か成し遂げたり、何かの分野で認められようと思ったら
どこかの時点で選択と集中が必要です。
自分の時間をかけるものを絞っていく必要があります。

ここで難しいのが、どこに絞るか?ということ。

何かに絞る必要性はわかるものの
実際に絞るとなったら迷いが出ます。
何をどうしたら良いのかわからないケースがほとんどではないでしょうか。

絞る時には自分のやりたいことや好み、得意分野などは
誰もが考えることでしょう。
しかし、意外に考えないものがあります。

それが「戦場」です。

どこで戦うかということですね。

例えば英語が好きで得意な人がいたとします。

その人が国際的な組織で仕事をしようとすれば
周りも英語が得意な人だらけです。

そこでは英語は「強み」とはならず
仕事をする上での単なる最低条件となってしまうでしょう。

しかし、同じ英語力だったとしても
中小のホテル・旅館向けの営業担当者だったらどうでしょう。

海外からの観光客に向けた英語でのホームページや
パンフレット作りを手伝えばお客さんに喜んでもらえるかもしれません。
競合他社の営業マンの中で英語が使えるのが自分だけなら「強み」になります。

スキルは単体で判断されることが多いですが
実際には掛け算です。
その結果が設定した戦場でどれほどの価値を持つかを考えます。

上記の例で行くと
英語 x 営業 in 旅館営業
ですね。
こうして自分が大きな価値を持てるかを考えます。

要素としてはスキルだけではなくお人柄とか性格もありますね。
努力して得たものである必要はなく
生まれ持ったものも重要な要素です。

人当たりが良い x 町内に知り合いが多い x ITが少し得意 in 地域のパソコン教室

見た目が怖い x 男性 x 子供好き in 熱血塾

自分の持っている要素をよく把握した上で
それらを組み合わせて色んな戦場でのケースを考えてみると
意外な要素が他との組み合わせで価値があったりして面白いです。

持っている要素を把握するというのは
これまた大変なのですが
長くなるのでまた明日。

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