読書.

昨日の続き。

方向性がブレてしまう人は戦場の設定が必要 | eshima.info

昨日のエントリでは
自分の要素にマッチした戦場を設定するのが大切と書きましたが
その要素の探し方について。

人間数十年間も生きていれば
色んな経験をして来ています。

自分では特に意識していなかったとしても
その経験は自分なりの価値観に沿ったモノを選んでいるし
逆に経験から価値観が作られたりしています。

つまり、現在や未来を考える時には
過去の洗い出しが必要ということ。

幼いころから含めて
自分はどんなことをしていたのか、
そこから何を得てどう血肉になっているかを考え直します。

そうすると、自分では当たり前すぎて気付かなかった軸が見えてきます。
数十年自分が持っていた軸なのでそう簡単にはブレません。
見知らぬ成功者の真似として設定した軸よりも強固です。

過去の洗い出しをする時に便利なのがこの本です。

目標設定の大切さなどについて書かれていますが
それよりも便利なのが
巻末にある469個の質問です。

  • あなたが生まれたころ、どんな家に住んでいましたか
  • 幼児期に何をしているのが楽しかったですか

など過去をさかのぼって思い出すのに役立つ質問が
大量に準備されています。

ひとつひとつの質問に答えたからどうだということはありませんが
これらの質問をきっかけにして記憶を呼び起こすことができるので
一度時間を取ってやってみると良いと思います。

自分はどんな人間なのかというのは
意外と自分では把握できないもので
書き出して客観的に見ると意外なことがわかったりして面白いですよ。

企業でも同じで、過去に何をやってきたかは
改めて見つめなおすことがなかったりしますが
強みとして使える要素が隠れていることもありますね。

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