読書.

議論が必要だ!と思っている人はぜひ。

数学の先生が、情報の授業を担当することになって
試行錯誤の末に辿り着いた内容です。

情報の授業というと単にコンピュータの使い方だけを
教えてしまいがちですがそうではなく
情報とは?というところから考えていきます。

高校生向けなので、小難しい前提知識などは必要なく
順を追って話をしてくれます。

論理的にとかロジカルシンキングとかよく使いますが
そもそも「論理って?」というところで
認識が共通化されていないことが多いですよね。

書籍では、論理には4種類あり
それを間違った場面で使うと
全く役に立たないとあります。

特に重要なのが「議論の論理」。
日常生活でも一番必要になってくるものです。
議論を建設的に進めていくための考え方が書かれています。

特に重要なのは、「反論」というのは
相手の間違いなどを見つけて攻撃するためのものではなく
別の視点から論点を支えるためのものというもの。

本来の議論は勝ち負けを決めるためのものではなく
論点に関して色んな考え方を一緒になって組み立てて
判断の土台にするためのものですよね。

この本を教科書としてある程度実践できるようになった人たちが
何か議題がある度に議論をして話しあえば
すごく貴重な論理ツリーができあがる気がします。

読書勉強会ハヤブクで
テーマを決めたりする会もやっていきたいと思っていますが
この本でもやってみたいかも。

そこに参加した人同士で
また次の展開ができそうな、
可能性が広がりそうな本です。

ぜひ読んでみてください。

広島ブログ

このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。


Comments are closed.