読書, マーケティング.

面白かったです。

ライフネット生命のマーケティング部長だった人が書いた
ブランディングの本。

生命保険会社としては後発で、
知名度がほとんどないところからスタートしたものの
限られた予算で認知度や好感度を上げた方法が書いてあります。

かなり後の段階になるまでTVCMは打たず、
それ以外の地道な広報活動で知名度を伸ばしているので
中小企業でも参考になることがたくさんあります。

特にユニークだったのが、
(当時)社長、副社長の行動です。

まだ効果があるかわからない段階からTwitterを使ったり、
10人以上が集まるところにはどこにでも講演にでかけていったり
ウェブのおもしろ企画のようなものにも積極的に乗っかり遊んでもらったり。

後発とはいえ、資本金で考えれば大きな企業ですが
フットワークというか、取り組み方がすごいです。

企業理念やビジネスモデルがしっかりしているからこそ、
目に留めてもらいさえすれば
顧客になってもらえるチャンスがあるということでしょう。

現在は会長、社長となられていますが
ふたりともやたらとたくさんの著書を出していて
仕事してるのかなと思っていましたが、ちゃんとした戦略の上でした。

マーケティングのモデルがキレイにできあがっていて
すごく勉強になる本でした。

広島ブログ

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