政治とTwitter

Twitterが普及中

Twitterというネット上のサービスが、流行を超えてスタンダードになるかどうか、というくらいのトコに来ています。簡単に言うと、140文字の制限があるひと言ブログのようなもの。ただ、色んな仕組みがあって感覚的にはブログとは別物です。

twitterとはなんぞやなどは下記のリンクが詳しいです。

Twitter(ツイッター) をはじめよう！ – GreenSpace

活用の仕方は様々

とてもシンプルなツールなので、活用の仕方は様々です。友人同士のコミュニケーション、情報発信、空気感をつかむなどなど。

ほんとに色んな使い方をしてて面白いので、そのうちTwitterに関するエントリを書こうと思っていたのですがたまたま政治とTwitterが結びついたことが続いたので政治に絞ってみます。

空気感を得れるか

ネットをよく使っている人の中では有名を通り越してスタンダードツールになりつつあるTwitterですが、社会的にはまだまだ知られていないと思います。そんな中、あるブロガーさんがTwitterのことを政治家の方に紹介しました。鳩山首相です。

www.さとなお.com（さなメモ）: 鳩山首相とご飯した

わざわざ提言したというより、たまたま食事をする機会が出来た時にTwitterというものがあると言う話をしたということなのですが、これは面白いと思いました。

一般的に有名人や大手企業がTwitterを活用する時は、自分の伝えたい情報を伝えるための情報発信に使います。ただ、Twitterはそれだけではなく、人の発信した情報を見ることもできます。単なる個人のつぶやきなので重要な情報があるわけではないですが、それが集まると社会の雰囲気みたいなのが読み取れるんじゃないかと思っています。

もちろん情報収集としてはかなり非効率ですが、政治家の方々が市民の声とか雰囲気を感じ取るといった使い方ができるものだと思っています。首相だと日本人全員が対象なので大変すぎるかもしれませんが、町議とか市議とかなら充分実用的に活用できるんじゃないかと思っています。

コミュニケーションツール

Twitterは他の人のつぶやきを自分で登録（フォローという）して読むように設定するのですが、誰を登録してもいいし、相手が登録したからと言って自分も登録する必要はないゆるい文化があります。

そのため、なりゆきで自分が全く知らない人とつぶやきを見合ったりすることになります。そして話しかけたりすることもなくても、なんとなく薄ーいコミュニケーションになっている気がします。

これは政治家の方には使って欲しいなと思います。どう思って政治をしているのか、ブログなどではすごくちゃんと書かないといけない気になりますが１４０文字ではそんなことできないので、ちょっと書くだけでも許されます。そんなの小さなコメントの連続で、市民が生きた政治を感じ、なおかつ市民の感覚が政治に届くようになる可能性があるかなと思っています。

選挙と政治

今回政治とTwitterを書こうと思ったのが、たまたま見た選挙に出馬予定の人がTwitterをやってたからです。おぉ、アグレッシブだなと思いました。

その方はブログもしていたのですが、どちらも選挙出馬に合わせて始めたようです。たぶん有権者へアピールするツールとして使い始めたんだと思います。

とっかかりとしてはそれはＯＫだと思っているのですが、切に願うのはもし選挙で通り政治家になった時にも両方のツールを使い続けてもらいたいと思いました。政治家の方でも選挙のときは一生懸命ブログを書くけど終わったらやめるという方は多いようです。

でも、単なる選挙ツールではなく、政治と市民をつなぐためのツールとして使うのがあるべき姿ではないかと。道具は使いよう。ぜひ良い形でＩＴを活用してもらいたいと思っています。

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