読書.

意志力に関する本です。

わかっちゃいるけどやめられない、
わかっちゃいるけど続けられないということの
原因となる意志力について書かれた本。

人間は往々にして原始的な本能に突き動かされます。
本能は5年後のことなどを考える必要はなく、
目の前のことに対する欲求を生み出します。

目の前に美味しいそうなものがあったら食べますし、
5年後に役立つ勉強があったとしても
たいして興味のない目の前のテレビを見てしまったり。

原始的な時代の人間には
先々の将来を考えるよりも
今を生きることのほうが大切だったわけなので、これは大切なこと。

それに対して脳の前頭前皮質という部分は
行動をコントロールすることを担当します。

こちらが優位に立つと
本能に反することであっても
必要だと考えた行動を取ることができます。

現代ではいきなり獣に襲われたり
明日の食糧を心配したりする必要性は低く
長期的な視点で計画を立てて実行する方が大事なこともあります。

そのためには前頭前皮質(理性?)が
本能に負けずに機能する必要があります。

本能はどういう仕組みで私達を動かし
それに対処するにはどうすれば良いかということを
様々な実験結果を元に教えてくれる本です。

個人的には「やめられない」ということはあまりなく
「続けられない」ことの対処法を知りたかったのですが
前者について書かれている部分がほとんどでした。

とはいえ、意志力をコントロールする上で
参考になる部分も多かったので
明日以降、ポイントをピックアップしていきます。

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