昔から旅にあこがれていた。
自由気ままに知らない世界を渡り歩く。知らない土地では見るもの全てが新しく、自分に刺激を与えてくれる。
大学を卒業して少しして、念願の旅に出た。１ヶ月間という短い間だったがタイの中部、北部とラオスを放浪した。自分が行きたいときに行きたいところへ行く。行ったからといって何かがあるわけではないが、その時間がとても新鮮だった。
それ以来長期の旅には出ていない。昔からの夢が「旅人」か「経営者」。両極端な選択肢でありどちらかを選ぼうと考えていた。社会に出て、様々なものを学んでいくうちにこの２つは両立できるものではないかと考え始めていた。
そんな中、彼女が１冊の本に出会った。本の著者は高橋歩さん。自由な生き方をしており過去にもたくさんの本を出している。二人ともそれらの本を全て読んでいた。今回の本は「world journey」。本の帯には「世界一周しちゃえば？」の文字。
高橋さんが過去に新婚旅行で世界一周をしたことは過去の著作で知っていた。興味深く本を手に取り一気に読破した。しびれた。
「とりあえずやってみよう」をポリシーとしているだけに、行きたくなったら止まらない。さすがに準備や環境の事があるのですぐにとはいかないが、出発することだけは決定！こうなったら実行せずにはいられない。
世界一周のルートを決め、持って行くものを準備して旅に出る。しばらくはその為の準備期間だ。ＷＥＢサイトを立ち上げて世界中を旅している日本人旅行者のための情報サイトを作ろう。旅は情報が命。自分達の世界旅行のため、そしてこれから世界旅行を目指す人たちの為に。
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