マーケティング.

病院の顧客セグメントについての続き。

競合と違うセグメントで考える | eshima.info

「ITリテラシーが高い」顧客をターゲットにと考えた時に
幅広い年齢層、特に年配者の多い病院は
患者さんに使ってもらうシステムの導入などは難しいだろうという話になりました。

しかし、Facebookのコメントで教えていただいたのが
「子供のかかりつけの小児科は予約システムを完備している」
ということ。

そういえばウチの子のかかりつけ小児科も同様で
オンラインでの予約を中心にシステム化されています。

考えてみると、小児科というのは当然ですが子どもが患者さんです。
そしてその親御さんが実際には予約などをすることになると思いますが
年配者ということは少なく若い人の割合が多いでしょう。

そうなると、ネット予約などにもそれほど抵抗がなく
利用へのハードルが下がります。

また、小さな子供を連れて病院で長時間待つというのは
感染リスクも高いですし時間に追われている世代なので
どうしても避けたいところ。

そうなると、オンラインで予約できて
あまり待たずに診察してもらえる小児科があれば
人気が出るのではないでしょうか。

そうなると他の小児科も予約システムを導入して、と
既に一巡していて小児科にはネット予約システムが
他の科よりも先行して導入されていたりしそうです。

業態から自然とターゲットが絞られているケースですね。
そうなると当然マッチした戦術が選択・実行されていると。

このセグメントだとIT化は必須の最低ラインであり
単に導入しているだけだと強みにまではならないということですね。

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