この本から。
幸せになれば能力が高まり成功する。
その考えを元に行動に起こすために注目すべき
7つの法則がこの本の主題です。
1.ハピネス・アドバンテージ
ポジティブな脳は、平常時の脳やネガティブな脳に比べて、生物学的な優位性を持つ。
この法則から、脳を再訓練して積極性を高めることで、生産性や業績を改善する方法を学べる。2.心のレバレッジ化
自分の置かれた状況をどのように経験するか、またその中で成功できるかどうかは、
マインドセット、すなわち心の持ちようによって絶えず変化する。この法則から、幸せと成功をもたらすてこの力が最大になるように
心の持ちよう(てこの支点)を調整する方法が学べる。3.テトリス効果
ストレスや悪いことや失敗ばかりに注目するパターンが
脳の中にできあがってしまうと、挫折の道に自らを追い込むことになる。この法則から、脳を再訓練して肯定的なパターン(ポジティビティ)を探せば、
どんな状況からもチャンスが見出だせるということが学べる。4.再起力
挫折やストレスや困難さのなかでも、人の脳はそれに対処するための道を考え出す。
失敗や苦難から立ち直るだけでなく、その経験があったからこそ、
より幸せになり成功をつかむ道を見出だせるということがこの法則から学べる。5.ゾロ・サークル
大きな試練に圧倒されると、理性が感情に乗っ取られてしまう。
まず達成可能な小さなゴールに注目してコントロール感覚を取り戻し、
それから徐々に範囲を広げて大きなゴールを達成する方法を、この法則から学ぶことができる。6.20秒ルール
人間の意志の力には限界がある。
いい方向に変化してもそれを持続させることは難しい。意志の力が尽きれば、もとの習慣あるいは「最も抵抗の少ない道」に
ずるずると戻ってしまう。この法則から、エネルギーの調整によって、別の道を
「最も抵抗の少ない道」にし、悪しき習慣をよい習慣に置き換える方法を学べる。7.ソーシャルへの投資
試練とストレスに見舞われると、身を丸めて自分の殻に閉じこもってしまいがちだ。
しかし最も成功している人々ほど、友人、同僚、家族との人間関係を大事にして、
それを推進力としている。この法則からは、成功と卓越をもたらす大きな因子、人のネットワークに
もっと投資する必要があることを学べる。
著者はコンサルティング会社を立ち上げて
世界中の企業に対して上記の法則の知識と実施のサポートを行っていて
成果が出ているとのこと。
学術的な分析だけではなく実践により磨かれた法則ということが
内容を注目するに値することだと思います。
このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。