読書.

この本から。

幸せを感じると脳がドーパミンやセロトニンを出します。
すると、気分が良いというだけではなく
学習機能の活性を高め、情報の整理や記憶の保存・取り出しがスムーズになります。

また、神経細胞の連絡が密になることで素早くクリエイティブに考えられるようになり
複雑な分析や問題解決ができ、新たな発見などにも役立ちます。

また、脳の視覚野にも影響が出て視野が広がります。
目の前の問題だけではなく広く考えることができるようになり、
普段なら見逃してしまうようなことにも気付くことができるようになります。

などなど、単純な能力アップだけを考えても
非常に有効なことがわかります。

では、どうすれば幸せを感じることができるのでしょうか?

そこで例として挙げられていたのが
医師に対する実験で、「キャンディをプレゼントする」というものです。
「その程度のことで?」と思いますが、人間ちょっとしたことが幸せにつながるんですね。

高い報酬を得ていても、すぐにそれは当たり前になってしまいます。
それよりも日々の生活の中で幸せになるポイントが多々あることが重要。

グーグルではビリヤード台があったり愛犬と出社できたりしますが
単なる宣伝効果だけではなく、
直接的な生産性に結びつくことを狙ってのことではないかとのこと。

仕事でもプライベートでも
ちょっとした幸せを各所で感じられるようにしておくと
嬉しいだけではなく、成果にもつながるようになるんですね。

その他、幸せ度を高めるための方法が紹介されていました
・瞑想をする
・何かを楽しみにする
・意識して人に親切にする
・ポジティブな感情が生じやすい環境を作る(オフィスに写真、日に当たる、テレビを消す)
・運動をする
・体験にお金を使う
・固有の強みを発揮する

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