数カ月前にミラーレス一眼を買いました。
購入時の機種選びでの必須条件のひとつが
GPSログを記録できる、というもの。
スマホなどでは写真撮影をすると
自動でGPSログが写真と紐付けられますが
デジタルカメラだとまだ希少です。
専用のGPSロガーは邪魔なので
結局OLYMPUSが出しているスマホアプリと連携させて
後から位置情報を付けることにしました。
ただ、撮影前にスマホで
ログを記録するボタンを押す必要があります。
これを結構忘れてしまうのです。
しかたないかと思っていたら
別の方法があることを発見。
カメラ連携とは関係なしに、
位置情報を記録し続けるアプリはいくつかあり
それを使ってカメラとの紐付けを後からできるようです。
そういった位置情報記録アプリのひとつに
Movesというものがあります。
Moves – Activity Diary for iPhone and Android
バックグラウンドで位置情報を記録し続けるので
バッテリーは多少食ってしまうのですが
毎日の移動記録が出ます。
「昨日は3,333歩歩きました」とか。
なので、簡易万歩計代わりに使ってました。
それだけのシンプルなアプリと思っていたのですが
アカウントを作ればこのGPSデータを
サーバーからダウンロードできるとのこと。
これで自分の位置情報をゲットできます。
一方、デジカメの写真データに対して
前述の位置情報を紐付けするソフトがあります。
いくつかあるようなのですが、
安心の大手、Niconが無料ソフトを提供しているとのことで
View NX2というものがあります。
このソフトで写真を選択し、
右クリックでLog Matchingを選ぶと
GPXログを選ぶ画面になります。
そこで、Movesからダウンロードしたデータの中から
GPX形式で対象写真の情報が入ったファイルを選択すると
位置情報の差し込みが行われ、保存をすることができます。
というわけで、専用の機器やアプリなどを使わずとも
どんな写真にでも位置情報を後から付与することができます。
位置情報があれば、後から見た時にどこで撮影したものかすぐわかりますし、
何かのソフトやサービスと連携させて
場所ごとに写真を見たりと、色んな使い方ができるようになります。
知らずに1年近くログを撮り続けていたことになるので
位置情報を付け忘れていた過去の写真にも
紐付けをしておきます。
とりあえずMovesアプリを入れて動かしておけば
後からどうとでもなるということがあるので
迷ったら入れておく、というのも良いかもしれません。
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