読書, 真面目に考える.

この本から。

面白かったです。

著者は東京R不動産というサイトの運営者3人。
家賃や築年数など、一般的な不動産の基準ではなく
かっこいいとか、面白いという目線で不動産を紹介する人気サイトです。

最初は趣味で始まったサイトも
不動産仲介業として事業化していて、
そこに関わる人もどんどん増えているんだとか。

この本はその中で働く人たちの働き方、
働いてもらう仕組みにフォーカスをしたものです。

ここのメンバーは正社員などの雇用関係にあるのではなく
それぞれが個人事業主のフリーエージェントとして
運営主体と契約しているそうです。

結果、完全歩合制のような形となり
成果を出せないと厳しくはありますが
逆に成果の出し方、仕事の仕方は個人の裁量に任せられます。

不動産ビジネスという法的なものも含め
既存の枠組みがある程度きっちり決まっているものに対して
新しい取り組み方でチャレンジし、成果を出しているのが印象的でした。

そして一番は、フリーエージェント的な働き方です。

僕は前々から一般的な雇用というものは
場合によっては雇用側、従業員側双方にとって自由を失い、
最適な方法ではないのではないかと感じています。

それに対して、バラバラなフリーランスの集まりではなく、
メインはこの事業にみんなが参加しつつも
自由さを失わないスタイルに非常に感銘を受けました。

自分でも何かこういう場を準備して、
組織と個人のいいとこ取りのような形で
みんなが好きに仕事ができる枠組みを作ってみたいです。

広島ブログ

このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。


Comments are closed.