昨日に引き続きこの本から。
この本の主題である働き方に関しても面白かったのですが
東京R不動産のビジネスモデル自体も興味深かったです。
一般的な不動産情報にある定量的な情報ではなく
もっと感覚的なものにフォーカスして
不動産の仲介をするという部分。
現時点では東京を中心として
母数が大きくないと難しいかなとは思いますが、
もう少しやり方を変えれば今から地方都市でも成り立つんじゃないかと。
今、秘密基地に色々とモノを作りたいということで
DIY関連の道具を買ったり情報を仕入れたりしていますが
趣味としてDIYはすごく楽しいです。
また、人口減少などにより今後は空き家がすごいスピードで出てきます。
その結果、不動産投資で利益を出そうという積極的大家さんだけではなく
親から譲り受けた誰も住まない家ができてしまった、という消極的大家さんが大量に出てきます。
ただ、そういう家は築年数も古く、郊外にあったり内装も古かったりで
既存の不動産市場ではあまり価値がなく、
解体費用が負担になるくらいのお荷物物件になる可能性が高いです。
そこを個人がセミプロレベルのDIYでリノベーションを行い、
万人ウケするキレイなものではなくアクの強い個性的な物件を作り
そこにファンが住むという流れができそう。
すべてが分業化されすぎている現状よりも、
物件を準備し、DIYし、貸し出す契約をするという流れを
同じ人がトータルでプロデュースする方が面白く、価値が生まれるケースがありそうです。
また、そういう新しい不動産物件を作っていくことが
街を作る、文化を作る、ライフスタイルを作るということにつながるので
やっている方もかなり楽しい。
広島でスタートできないか妄想してます。
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