真面目に考える.

NHKのクローズアップ現代で
若者の選挙離れというテーマで番組をやっていました。

私自身、選挙には義務的な気持ちから行くようにはしていますが
誰に投票するのが良いかというのは正直よくわからないままに投票しています。

それは興味がないというよりも、
情報が少なすぎるんじゃないかと思います。

番組でも選挙のネット開放すればいいという意見もありましたが賛成です。
ネットで投票まで完結させるのはコストがかかるとしても、
情報発信を許可するのはまだ簡単ではないかと思います。

投票直前になってでも、有権者が誰に投票すべきか
家にいながら好きな時間に情報を収集できるツールとして
ネットは便利だと思います。

サイト自体は以前の選挙でも作っていた方がいて見たりはしましたが
もうちょっと規制緩和をしてもいいんじゃないかと。

番組の中で指摘されていて納得したのが、
若者の選挙離れが進むと政治家も若者を相手にしなくなり、
結果政策が高齢者寄りになりさらに若者が興味を失うという悪循環があると。

確かに政治家は選挙に通りたいわけなので
選挙に来ない人が喜ぶ政策よりも、
選挙に来る人が喜ぶ政策を考えますよね。

また、政策が高齢者寄りになるということは
若者にとっては暮らしにくい社会になっていきます。

それは考えたことなかった。
確かに困る。

まずは若者が選挙に興味を持ち悪循環を打破することが必要ですが
「行くべきだから」とか「興味を持つべきだから」というので解決するのは無理。

表現は悪いかもしれませんが、もっと選挙や政治を楽しめるように
エンターテイメント化する必要があるのではないでしょうか。

例えばお酒を飲みながら政治のあり方について語ったり、
好き嫌いではなく評価として政治家のことを話したり。
そんなのをするための情報が必要かと。

サッカーの知識もない人だけが飲みながら
いきなりサッカーの話題で盛り上がるのは無理です。

まずはよくわからないながらも日本代表の試合を見て楽しむことから始まり
海外の超一流プレーのすごさに感動していくように、
選挙や政治でもどこか面白みのある部分をピックアップして
みんなで楽しむことが糸口になるんじゃないかと思います。

広島ブログ

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One Response to “若者の選挙離れを打破するには”

  1. 和哉

    こういうスタンスの考え方ってとても大事だと思います
    実生活でもそうですが特にネットでは、選挙に行かない人達について異常な程に責める傾向があり
    責められた側は余計に意固地になっている印象があります
    最近見たニュースで韓国がネット選挙解禁になり、選挙自体も日本等とは違い
    エンターテインメント色が強いという事でしたが
    全く同じ事をしろとまでは言わないまでも、見習うべき部分があるのではないかと感じました
    あとは、ネットを使った選挙運動の緩和を経て最終的にはネット投票が始まれば
    家に居ながら情報収集が出来てそのまま投票が出来るので
    自ずと若い人達も参加しやすい環境が作り出せると思います
    何はともあれ、いい加減に新しい時代に合った選挙のシステムを作り上げないと悪循環が続くばかりですね