翻訳職人日記さんが裁判の傍聴に関するエントリを書かれていたので
思い出したのですが
その昔私も裁判を傍聴しに行った事があります。
何か目的があってということはないのですが
誰でも裁判の様子を見に入れると聞いた私は
興味本位で友達を誘って裁判を見に行きました。
話を聞いていると、借りた金を返せ、いや返せないという争いの様子。
1000万円ほどの債務があるようなのですが、
事業が失敗したか何かの理由で返済能力がなくなってしまったらしいのです。
借りた人 返せと言われても返しようがないんですよ
裁判長 それならいくらなら返せるんですか?
借りた人 月々1万円くらいならなんとか
裁判長 月々1万円の返済ではどうですか?
貸した人 100年かかるんですけど…
まるでコントを見ているようでした。
それまで裁判というのは何もかもを調べ上げた状態で
双方がすごい議論をする場だと思っていたのですがそうでもない様子。
この時実感したのが、裁判とは人間同士が争い人間が裁く場なんだということ。
成熟した社会で暮らしていると厳格なルールに基づいて
世の中が動いている気がしてしまいますがルールを作るのも運用するのも人間であり、
かなりあいまいなやり方で世の中は動いているんですよね。
勉強になりました。
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