PCの値段はここ数年でかなり安くなりました。
能力向上の開発速度が速いわりに
使う側がそれほど高い能力を必要としなくなったせいでしょう。
安いPCでもネットや文章作成などで使う分には問題ありません。
高い能力を必要とするのはゲームをしたりする時くらいではないでしょうか。
基本性能による価値だけでは売れなくなってきたため
各社様々な対応を始めました。
例えばカスタマイズできる直販方式で大きくなったDELLも
昔はがっしりしたPCを安く売るという方式だったのに
最近はカラフルなノートパソコンを出すなど新しい試みをしています。
今まで安売りをしてきたメーカーももう売値は下げられず、
付加価値を高めていくということで生き残りを図っているのかもしれません。
そんな流れの中、台湾のメーカーが仕掛けました。
激安ノート「ASUS Eee PC」が実売2万円台で発売! Vistaモデルもリリースへ
メーカーいわく、ノートPCではなくスーパーモバイルインターネット機器とのこと。
みんなもう値下げ競争はやめようぜーという雰囲気の中
激安ノートパソコンを販売です。
他メーカーには迷惑この上ないことでしょう。
複数モデルがあり、$399.99のものがアメリカで販売されたようですが
さっそく売り切れたとか。
ネットをする程度の最低限必要な機能があれば良いので
安いPCが欲しいという需要は必ずあると思います。
そのポジションを狙ってのことでしょう。
これが市場に認められれば他メーカーも放置はしないはず。
低スペック低価格のラインナップを各社準備するのではないでしょうか。
そうなるとお金のかかるWindowsは導入しにくく、Linuxが流行るかも。
単にハードの面だけではなくソフトの面にも影響を与えそうな動きです。
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