現在は雇用対策でワークシェアリングについても
いろいろと検討されているようです。
仕事を分割するということなので、
仕事がない人が減るけど一人頭の給与は減るけどということで
単純に今ある仕事を分け合うというイメージしかありませんでした。
しかし、数日前に聞いたネットラジオ(番組名失念)で
過去にオランダでワークシェアリングを実施したところ
思わぬ効能があったという話をしていました。
ワークシェアリングでは仕事を持っていながらも
時間に余裕がある人が大量に出ます。
そこで、時間に余裕ができた人はそれを活用して
業務外の時間をスキルアップの勉強のために使い、
その結果全体の仕事の質が劇的に向上して
オランダ全体の競争力がすごくついたと。
これは政府が国民のスキルアップのために
色々と制度を作ったというのもあるようなのですが
確かにそういうやり方もあるなとすごく関心しました。
ワークシェアリングの話では分割された仕事ばかりを考えていましたが
空いた時間を活用すれば短い仕事時間の質を高めることができます。
個人レベルで考えれば、仕事の給与を上げる、もっと良い仕事につく、という
モチベーションがあるので頑張ることもわかるし。
日本でやってその通りになるかどうかは
文化的な違いもあるのでわかりませんが、やってみても面白いかもと思うようになりました。
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