読みました。
スティーブジョブズ本人が著者に作成を依頼し
取材協力をしながら作られたいわゆる公式の伝記本です。
2011年10月に出版されましたが
同時期にジョブズが亡くなったことで
ほぼ完結版となったと思います。
スティーブジョブズはアップルの創業者で
コンピュータ業界に革命をもたらした人物です。
すばらい製品を多数産み出して世界を変えました。
私自身、iPhoneに魅了されてしまって続けてiPadを購入し、
長年使ってきたwindowsからmacに乗り換えるという
アップル圏内に取り込まれてしまったひとりです。
過去に非公式本を読んだことがありだいたいの経緯は知っていましたが
やはり本人の言葉を含めての本の方が内容が濃いです。
すごいと思ったのが、スティーブジョブズという人物は
良い面ばかりではなく悪い面も話題になる人ですが
それも含めてすべて正直に書いて欲しいと依頼したということ。
実際、書籍の中にはジョブスのマイナス面も多数書かれています。
本人は出版前に原稿を確認することもなく、
マイナス面も書かれていることを聞いて逆に喜んだと言います。
プライベートな面も含めてジョブズの人生を描いた内容に
自分の中の常識や行動原理など多くの価値観を揺さぶられてしまいました。
彼が産み出した製品を実際に手にし、
世界を変える流れを見てきたということから
自分とは全く違う生き方、考え方に対してでも共感せざるを得ないといった感覚です。
自分の人生にとって学ぶべき点が溢れる本になりました。
この本の内容についていくらかブログにも書いてみます。
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