IT豆知識.

facebookが提供している「facebookページ」という機能が変更になります。
今までの表示形式から一新して、個人ページで先行して変更されつつある
「タイムライン」という新しい表示形式になります。

これ、一般のユーザーにとっては「へぇー」くらいのことだと思います。
しかし、「facebookページ」の運営者にとっては驚きの仕様変更。

会社や商品の宣伝用に使われることが多いfacebookページだけに
大切なマーケティングに関わることなので
ほっとくわけにはいきません。

しかも「ちょっと見方が変わる」という簡単な変更ではなく
facebookページならではの運営をしていたページほど
今までの特徴がなくなってしまうという大幅変更。

それを発表したのが現地時間の2月29日で、変更リミットが3月末。
1ヶ月しか猶予がありません。
かなり無茶。

普通ならこんな強硬手段は取れません。
自社のサービスに合わせて頑張ってくれていた企業・サービスを
すっぱりと切り捨てることになるからです。

通常の企業がこんなことをやったら
クレームの嵐となりネット上で炎上、
経営陣が謝罪して元の仕様に戻す、なんてことも考えられます。

しかしfacebookは過去にも大幅な仕様変更を断行してきました。
関連する機能を作ってきたウェブ屋さんは何度も泣かされてきています。
それでも影響力が強すぎるため、「もうfacebookなんて使わない!」とはできないのです。

そして、これがfacebookのすごいところ。

普通は顧客をばっさり切るなんてできないので
規模が大きくなるほど現状維持に傾きます。

そして時代の流れとのミスマッチが広がっていき、
そこが新興企業が突くことのできる穴となっていきます。

しかしfacebookは巨大サービスでありながら
その時々で最適と判断したものにざっくり切り替えてしまいます。

新しく広まってきたサービスに良いところがあったら
すぐに取り入れて仕組みを変えてしまうのです。

超小回りのきく大企業。

そんなイメージです。
常に変化していくサービスなので情報を追っかけておく必要がありますね。

ちなみに私の会社、オモロッソもfacebookページを作っています。
新仕様にはまだ対応していません(笑)

主にfacebook関連で動きがあった時に
関連記事を紹介するなどしています。

オモロッソ facebookページ

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