真面目に考える.

ビジネスの場では経営理念が大事、とか良くいいますが
「社会に貢献する」みたいなふんわりしたものになって
社員はもとより掲げた本人である社長自身もすっかり忘れていることが多いのも事実。

すばらしい理念があれば企業の軸となり
経営にとって大きなプラスになることはわかっているものの
理念を作るのは難しいんですよね。

ただ最近、消費者側として企業の理念を知りたいことがあります。
何か商品を買おうと思った時です。

僕は所有物を少なくしたいという想いがあることから
何か買い物をする時に「安いから買おう」というのは無くし、
本当に身の回りに置いておきたいものだけを買いたいと思っています。

そう考えだしてから買い物をするのが本当に大変になってしまったのですが
以前なら判断基準としてコストパフォーマンスなどを考えていたものが
どんな想いで作られた製品なのかというのが気になるようになりました。

その製品・企業が何を目指し、顧客に対してどのような考え方をしているのかを把握して
価値観を共にすることができれば、その製品を身の回りに置くことが
非常に満足感につながると考えています。

そうなると、経営理念を作る際には
何か経営が上手くいくような良いものを探す、などというものではなく
企業の存在意義とか本質的なものを根っこから絞り出す、ということが大切ですね。

自社と顧客が共有する大切な価値観をベースにして
作られるビジネスが美しいと考えています。

広島ブログ

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