この本。
スタートアップというのは日本で言うベンチャー企業のようなもの。
アメリカではIT系のスタートアップがシリコンバレーという地域に集まり
日々チャレンジしています。
その中で、Yコンビネーターというベンチャーファンドがあります。
卒業生として有名なのはDropboxやairBnBなど。
他にも知っているサービスの会社があって
ここでのチャレンジが自分の生活にまで届いていることでリアル感が増します。
スタートアップのタマゴを集めて短期間で集中的に製品を開発・公開させ
投資家とマッチングして資金調達をするということをしています。
この本はその1クール、夏期間の流れについて
密着して描いたドキュメンタリー本です。
シリコンバレーのスタートアップ環境が見えてきます。
1クールに集まってくるスタートアップは60を超えるのですが
事前に準備してきたプランを順調に育てるチームもあれば
ダメ出しをされて悩みぬいて作るものを2転3転させるチームも有ります。
そういった悩みや苦悩なども感じられるのが印象的です。
シリコンバレー出身の有名企業の話などは成功ストーリーですが
多数の失敗(とは限らないので失礼ですが)ストーリーを知る機会は希少かと。
臨場感あふれる内容なのでITエンジニアの方などは
一度目を通してみても良いんじゃないかと思います。
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