IT利活用の会で聞いた話。
アマゾンにマーケットプレイスという仕組みがあります。
本やCDなどの中古品を出品して
欲しい人がいたら購入し、出品者から直接発送する仕組みです。
本やCDなどはどこで買っても同じものなので
写真などは必要なく、痛み具合などを文字で書くだけなので
簡単に出品できます。
そこで不要なCDを出品して処分したという人が
1円で販売している人がいる商品でも
250円とかで売れたという話をしていて驚きました。
商品の痛みが激しいなどの場合を除き
基本的には同じものなので
単純に安いものの方が良いのが当たり前と思っていたからです。
しかし、同席していた他の方が言われていたのが
1円で販売するのは怪しいと思うので
自分もそこそこの値段で売っている人から買うと。
自分の住所などを悪用されたりするのではないかと
怖いからとのことでした。
ちなみに、1円で販売するのは怪しくもなんともありません。
マーケットプレイスでは販売価格に加えて送料も課金されますが
実際の送料ではなくアマゾンが決めた固定の金額が課金されます。
その額はメール便など安価な配送手段で送る金額よりも
少し高めに設定されているので
1円で販売しても送料の差額分で利益が出せるようになっています。
小さな金額ではありますが、業者が大量出品している場合などは
出品から発送までを自動化・効率化しているでしょうから利益にはなるため
1円で出品されている商品はたくさんあります。
それを説明すると、
「それなら1円で買う」とのことでした。
ちゃんと理由がわかれば安心しますよね。
商品を安く売る時には安すぎても不安になるので
なぜ安いのかをちゃんとわかってもらう必要がありますね。
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