普段よく行くショッピングセンターのポイントカードで
妻がポイントを貯めるのを楽しんでいました。
ポイントが溜まると500円の商品券を発券することができて
発券後、半年以内にお店で使うというものです。
先日、その仕組が変更されていました。
レジで買い物をする時に
「ポイントが溜まっていますね。500円割引いたします。」
とその場でポイントが使えるようになっていました。
これなら発券をする手間もかかりませんし
券を紛失したり有効期限切れで使えなくなってしまうこともありません。
利用者にとっては便利です。
ただ、それを知った妻はがっかりしてました。
少しずつためたポイントを発券して、
この券で何を買おうか?というのを
楽しみにしていたようです。
普段はあまり買わないようなものを買ったり
特別な食事などで利用することで
楽しさを倍増させていたようです。
業務での支払いなどであれば
利便性を追求するのは理にかなっていると思います。
ただ、個人での消費には単なる購買だけではなく
感情を伴った体験が含まれていて
それが付加価値となることもあります。
便利とかお得とか以外の価値を
顧客が感じていないかを考える必要がありますね。
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