ハヤブクで教えてもらった本です。
世界的に有名な経営コンサル「マッキンゼー」を
ここまでに育てた人の伝記的な本です。
理念と規範を重要視し、
誰よりもそれを実行した
強烈なリーダーシップのある人です。
徹底したこだわりを貫くことで
クライアントからも部下からも、そして競合からも
尊敬される生き方からは学ぶものが多いです。
何度も読み返したくなる本でした。
僕はインターネットのマーケティングやシステム開発をしていますが
商品がモノとして見えにくいという点では
経営コンサルとも共通点があります。
その中で
・クライアントの利益を最大化することに信念を持つ
・クライアントの意向に沿わなくても必要だと判断したことは伝える
・利益よりも職業倫理・理念を優先させる
などは見習い、身につけたいものでした。
以下、読書メモ的に。
プロフェッショナルとしてのリーダーシップ
1.顧客の利益を最優先する
2.常に耳を傾ける
3.事実に立脚する
4.行動に結びつける
5.各人に最善を尽くさせる
6.職業倫理を徹底させる
何としても避けようとしたのは
「間違った問いに正しい答えを出す」こと。
マッキンゼーはボスがいない。フラット。
ランチを友人と食べていたら怒られた。
クライアントか見込み客と食べろ、と。
当時の慣行であった日数請求に反し
価値に基づく請求をしていた。
クライアントの利益最大化は細かいところまで徹底。
ランチに誘われておごってもらう時には
一番安い定食をたのめ。
服装についてはうるさかった。
信頼してもらえるような服装にする。
クライアントと同調し、目立たないものを選ぶ。
経営コンサルの数少ないモノとしての成果物は報告書。
そのため、デザインや文書作成トレーニングには
多額の予算を割り当てた。
「昇進さもなくば退職」という不文律がある。
10人中9人はいずれ去る。
それだけに、退職者へのサポートは重視。
マービンが示したリーダーとしての資質
・誠実さ(嘘やお世辞を言わない)
・現実的
・高い規範
・他人の尊重
・コミュニケーション能力
・配慮と献身
経営上の意思決定ステップ
1.決定すべきかどうかを決定する
2.状況を把握する
3.問題を考えぬく
4.実行方法を決める
5.役割分担を決める
6.見守る
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