日本語の「主語」について雑談していた時の話。
英語は言語的に主語がはっきりしているので主張が強くなりがちだけど
日本語は主語をぼかして「察してもらう」ということが
多々あります。
そこで話をしたのが、義母がしている手話通訳の話。
行政の講演会などの通訳をすることも多いらしいのですが
現市長は通訳がすごく難しいらしいのです。
前市長の時はそんなことがなかったので、なぜなんだろうと。
話をして出た結論が「現市長は役人出身だから」というもの。
役人の人は、公的な場では総じて責任の所在をぼかして話をするので
文章としての構成も複雑になり通訳しにくいのではないかということでした。
そこに公務員の方もいたのですが、それは間違いないと。
責任の所在を明確にしないようにする文化があるとのこと。
ただ、役人が主語としてはっきり使う言葉があるそうです。
それは
「国が」
だそうです。
納得。
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