日常.

先日マクドナルドでノートを開いて仕事のまとめをしていたら
珍しい場面に遭遇しました。

私は店内全体が見渡せる角の席に座っていました。
昼のピークを過ぎていたのでそれほどお客さんは多くありませんが、
それでも何組かが入ってきます。

夕方くらいになって、お母さんと小さな女の子2人の家族連れが入ってきました。
3人が席に座っていると、店員の方が席の所に来てに何か持ってきています。
ハンバーガーなどの食べ物ではなく、絵が描かれた厚紙のようなものです。

何をしているんだろうと思い仕事をしながら横目で見ていたのですが
マクドナルドの仕事を子供達に説明しているようです。
子供達は緊張した様子で真剣に話を聞いています。

しばらく話を聞いた後で女の子達が立ち上がりました。
店員さんがもう一人出てきて、子供達に帽子とエプロンをつけます。
どうやら話を聞くだけではなくキッチンに行くようです。

店員さんに連れられて子供達がキッチンに消えました。
席にはお母さんだけが残り座って待っていますが
時折キッチンを覗き込み、心配そうにしています。

ノートパソコンが手元にあったのでネットで検索して調べてみました。
マクドナルドはマックアドベンチャーという企画をしているらしく、
子供達がキッチンで調理体験をすることができるようです。
偶然その体験をしている場面に居合わせることができました。

子供達は貴重な体験ができて楽しいし
マクドナルドは子供のうちから顧客作り。
これは良く出来た仕組みだと関心しました。

しばらくすると子供達が戻ってきてポテトを食べながらお母さんに報告をしています。
自分で作ったポテトらしく、頑張って作ったのが誇らしげです。
最初に見せていた緊張した面持ちはなくチャレンジを乗り越え満足した笑顔でいっぱいです。

この日は家族にとって大切な思い出の日となったに違いありません。
マクドナルドはハンバーガーやスマイルの他にもこんな商品があるんですね。
なんとも懐の深い企業です。

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4 Responses to “マクドナルドの変わった取り組みに遭遇しました”

  1. ヌフムヨ

    へ~そんな事しているんですね。
    初めて知りました。面白いなあ。参考になります。
    他の分野でも応用が効きそうなサービスですね。

  2. ダジャる

    面白い取り組みですね。今はどんな企業でも猫も酌しも「少子高齢化対策」って言葉を使いますけど、マクドナルドは子ども向けから企業イメージアップを目指しているのでしょうか。興味深い話です。

  3. えしま

    >ヌフムヨさん
    応用は効きそうですよね。
    飲食店じゃなくてもいいし、子供向けじゃなくてもいいし。
    普段味わえない「体験」はどの会社にもあるし
    興味深いサービスになり得る気がします。

  4. えしま

    >ダジャるさん
    子供向けのこんなサービスはイメージいいですよね。
    しかも子供が気に入れば家族で行くし、
    少し大きくなって中高生になれば自分でも行くし、
    直接的な収益ターゲットとしても最適だと思います。
    これは上手いと思いました。