読書.

将来的には外国から売上をあげることができるように
なりたいと考えています。
その対象は、長い目でみたらアジアかなと。

とっつきやすいのはタイかと考えています。
治安もいいし、新日だし、そこそこ安定している国ですし
食べ物美味しいし住みやすそうなので。

ということで、直近ではビジネス進出の予定は全くないのですが
この本を読んでみました。

タイのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)
朝日ビジネスソリューション(タイランド)
明日香出版社
売り上げランキング: 74,111

「マンガで」とありますが、マンガは一部だけで
ちゃんと読む部分は活字です。

進出予定がないので気軽に読みましたが
かなり面白かったです。

制度などの話に関しては変化もあると思います。
2013年の出版でした。

現在のビジネスの延長として
小規模事業者を想定して読んでいましたが
制度的に興味をもったポイントは下記。

・外国人は戸建てや土地の購入は不可、コンドミニアムは可
・国内企業保護のため、外国人の事業にはかなり制限がある
・エンジニアリングサービス、その他サービス業も禁止事業なのでウェブ屋、ソフト屋はダメ?
・上記制限を外すにはタイ人/タイ企業が資本の半分以上を出す必要がある
・作った会社で労働ビザを出すには、外国人×4名のタイ人の雇用が必要
・個人所得税はかなり高く、法人と組み合わせての回避も難しい
・法人税は安い。20%(時限措置)
・交際費はほぼ損金にできない
・固定資産は1年以上使うなら少額でも減価償却資産として計上
・消費税、源泉税がかなり複雑
・役所との書類はかなり多い

あとは雇用を考える時の国民性として。
・「将来は」をあまり考えず「今」しか見ない。
 (「問題になりそう」でも今問題になってなければ気にしない、報告もしない)
・すぐ辞める
・すぐ休む
・口約束は無意味。書面重視。

読むほどに、現地での法人立ちあげは
したくないなと感じてしまいました。

当たり前の話ですが
外国で法人を立ちあげてビジネスをするのは大変ですよね。
特に手続き系は考えるだけで嫌になります。

ただ、ビジネス的に信頼できるタイ人パートナーがいて
諸手続きを任せることができるのであれば
49%出資でもチャレンジしても面白いかもしれません。

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