子供の頃って、大人視点で見ればみんな大差ないですが
大人になると個々の人生がどんどん特徴的なものになってきます。
飲みながら話をしていてよく思うのですが、
自分の知らないことをすごく知っている人は尊敬します。
例えば、私は音楽に関しての関心が非常に薄いのです。
高校・大学時代はみんなでカラオケで騒ぐためにミーハー的に聞いていましたが
そのくらいで、人生において音楽との接点は非常に少ないです。
それゆえ音楽好きの人から聞く、
世界の有名なアーティストの曲が人生とシンクロしていたり
音楽の歴史だったり時代との絡みなどの話はワクワクしますしその知識に感心します。
しかし一方で、そういった特定の分野に詳しい人は
他の分野に関しては知見が少なかったりします。
スポーツに興味がなかったり、経済に興味がなかったり。
すべてに関して深い経験を持っているということはあり得ないので
人それぞれで得意分野、不得意分野があります。
それはいかにそのことに関して時間をかけたかということ。
どんなことに人生の時間をかけたかが、その人を作っていくんだなと感じます。
そんなことを思ったのは子供ができてから。
まだ2週間ですが、他のことがあまりできず子供中心の生活になってきました。
まだ小さいので手がかからない方で、これからどんどん子供にかける時間が増えてきます。
私は33歳になって子供ができましたが、
もっと早くに子供ができた同級生は私が個人的に興味のある分野に時間を使っていたのに対して
その時間を子供に使っていたということになります。
そこでまた人生の方向性が変わってきたりするんですね。
これまで個として好き勝手時間を使ってきましたが
これからは家族のための時間が大幅に増えてきます。
またそこで自分の人生が作られていくんだなと思った朝でした。
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