インターネットで何かのサービスを利用する時には
メールアドレスとパスワードを登録して
アカウントを作るということがよくあります。
しかし最近のトレンドとして、利用するサービスごとにアカウントを作るのではなく
FacebookやGoogle、Twitterなどの大手サービスのアカウントでログインして
サービスを使うというパターンが増えています。
利用者としては各サービスごとのパスワード管理をしなくて済みます。
色んなサービスでメールアドレス+パスワードを同じ組み合わせで使いまわすということは
実情では多々行われていると思いますが、これはセキュリティ的には非常によろしくありません。
サービスの運営側としてもログインに関する重要情報の管理を
大手サイトにお任せすることができるので
自社のサービスそのものに集中することができます。
さて、この流れが普及し一般的になった場合に
どのようなことが起こるでしょうか?
インターネット上の様々なサービスの利用が
同じアカウント、例えばFacebookの個人アカウントなどで
横断的に紐付けされることになります。
また、Facebookなどの実名制によりインターネットと実社会とも紐付けがされており
ネット上のアカウントの信頼・信用はそのまま個人の信頼・信用に結びつきます。
ネット上の活動を追うことで、その人が信頼に足る人かどうか、
もしくは逆に信頼できない人かどうかを判断する材料を得ることができるようになります。
それが一般的になることで、「怖いからネットは使わない・実名は出さない」という選択肢は
そのまま「信用情報がない」ということでマイナス影響になることも考えられます。
怖い面もありますが、まっとうなことをしていればそれが評価されるという世界でもあるので
小さな信用を地道にストックしておくことができる信用の貯金箱と考えることもできます。
目先の利益のためにマナー違反の行為をして信頼を損ねないよう、注意することも必要ですね。
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