この本から。
本の内容ではなく構成のお話。
原書がアメリカの本ですが、よくあるパターンで非常に本が分厚いです。
ひたすら具体例を挙げ続けるので読むのも大変。
しかし、最後の章に面白い仕掛けがしてありました。
それは概要として、ツイッター向けのまとめ、パーティー向けのまとめとして
短い文章で内容全体のまとめが書いてあります。
また、各章のおさらいとしてそれぞれ数行程度のまとめがあり
最後に内容についてディスカッションをするなら
こんな質問をしたら良いよという例が20個書いてあります。
本を読んで、人にクチコミをして相手にも読んでもらい、
お互いで内容について話し合う。
著者なら誰もが願う流れかと思いますがここまであからさまにしているのはすごい。
でも本気で広めるつもりなら、これくらいやる覚悟も必要なのかもしれません。
情報の出し手は、ついつい「読者は全部読んで内容が頭に入っている」と考えてしまいがちですが
実際そこまででもないので、ここまでのサービス精神は見習いたいです。
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