面白いツールのご紹介。
ビジネスモデルを考える時に便利な本です。
Canvasという1枚のシートに対して
自社の要素や市場の状況、顧客に提供し得る価値などを
ポストイットなどで貼り付けています。
現状を視覚化した上で
具体的にどうビジネスモデルを組み立てていくかを
ポストイットを移動させたり追加したりしながら考えていきます。
本としてはこのCanvasの紹介と使い方、具体例などが書いてあり
ビジネスモデルを考える上でのツールとして
使えるよという提案です。
新規事業はもとより、既存事業に関しても
俯瞰的にチェックして価値の源泉を探ったり
新しい価値を発見したりすることに使えそうです。
複数人でワイワイやりながら作っていくのがベターだと思うので
何人かでやるのがよさそうですね。
会社の事業を考えなおす時は社外の人もいたら客観的な意見が出てくるので良いかと。
しかし、難点もあります。
先日ビジネスモデルを考える機会があり
この本の内容を使ってみようと思ったのですが
実践しようと思ったらかなり時間がかかりそうです。
ブレスト的に洗い出しをした上で組み立てていくので
ちょっとした時間だけを使って活用できるものではないですね。
とはいえ内容的には非常に面白いので
読んで終わりではなく、なんとかして実践してみたいです。
事業者が何人か自分の事業のCanvasを持ち寄って
お互いのに意見をするというなのが良いですかね。
自分では見えなかったものが見えてきそう。
内容がまとまった資料が公開されているので
本を読むのは面倒だという方はざっと目を通してみると雰囲気がわかるかもしれません。
http://www.shoeisha.com/book/hp/BMY/images/BMY_section1_canvas.pdf
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