AppleのWWDCというなんやかんやを発表する場で
色んな戦略が明らかにされていっています。
私はMac使いではないので
新しいOSの色んな使い勝手などにはあまり興味がないのですが
ブラウザにも新戦略があるということでこちらは気になる。
AppleのブラウザといえばSafariというものがあり
今はMacでしか動かないのでシェアは約5%ほど。
システムによっては「Safariの動作は気にしない」こともあったりなかったり。
現状だとSafariのシェアはMacのシェアが上限なわけで
それをよしとしているものだと思っていたら
どうやらAppleはシェアを伸ばしたいと思っていたらしいのです。
となると当然Windowsで動くものを作る必要があります。
iTunesの時にWindows用アプリを作っているので
その経験を生かしてSafariもWindows版を作るとのことでした。
ユーザーにとって選択肢が増えるというのは良いことなのですが
ウェブサイトを作る側にとっては対応しなきゃいけないものが増えるという事で
あまりありがたくありません。
そもそもブラウザはHTMLなどのコードを読み取って表示させるのですが
各ブラウザでその解釈が違ったりしていてややこしい。
正しい記述をしてもこっちのブラウザではきちんと表示されて
あっちでは滅茶苦茶なんてこともあります。
そのため複数のブラウザでもちゃんと表示させるために
面倒な書き方をするテクニックが必要とされるのですが
新しく作ったWindows版Safariに変な解釈やバグがあると
それにも対応させるためよけいややこしくなってしまうのです。
人気が出てシェアが増えてくると
マイナーブラウザとして無視するわけにもいかないので
また対応や確認の手間が増えてしまう。
Windows版Safariがどこまで普及してくるか
複雑な想いで様子を見ていきます。
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« 信頼って大切
ヌフムヨ
タイトルを読んだ瞬間は、
Macで確認する手間が省けるなぁと思ったのですが、
Windows版独自のバグ出てくるかも?と考えると、
気が重くなりました(笑)。
でも、そこは作る側も理解しているんじゃないかと思うので、
大した問題が起きないことを願いましょう。
江島
>ヌフムヨさん
マック版IEは色々あったじゃないですか。
だからWin版Safariも簡単にはいかないかと思って。
変な解釈やバグがなければありがたいばっかりなんですけどね。