最近、業務の中でAIを毎日のように使っているのですが、その中でも特に「これは便利!」と感じた使い方があったので紹介します。
ある特定の事業向けに資料やWebページを作成していたのですが、そのターゲット層にとって、どう感じられるかを知りたいと思いました。本来なら、実際にその層の方にヒアリングしたり、試しに見てもらってフィードバックを得る必要がある場面ですよね。でも、なかなか手間も時間もかかる…。そこで、ふと思いついたのが「AIにターゲット層になってもらえないか?」というアイデアでした。
まず、ある程度ターゲット層の属性(年齢、職業、立場など)を設定し、その範囲内でAIに“仮想ペルソナ”を自動で作成してもらいました。すると、AIがいくつかのタイプの人物像を設定し、それぞれの立場・視点から資料やページを見てくれるんです。
しかもそれが、びっくりするほどリアル。
「この部分は○○業界の現場担当者として見ると分かりづらいかも」とか、「○○のような課題を抱えている人には、この言い回しは刺さる」といった具体的な指摘が返ってきて、「たしかにその通りだな…!」と感心することが何度もありました。
これまでなら、こういった壁打ちは実際のターゲット層に直接話を聞いたり、複数の意見を取り入れながら何度もブラッシュアップするしかないと思っていました。でもAIを使えば、それに近いことがもっとスピーディーかつ簡単にできてしまうんですね。
もちろん最終的には実際のユーザーに確認するのが理想ですが、初期段階の方向性チェックやアイデア出し、改善のヒントとしてはかなり有効だと感じました。
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