マーケティング.

先日、とある飲みの場で
その前に飲んできたという方が
美味しかったというお酒の袋だけを持ってきて見せてくれました。

写真 2016-02-26 19 31 35

チーズによく合うお酒、と書いてあります。
しかし、探しても銘柄の名前がどこにもありません。
なんと、「チーズによく合うお酒」という名前のお酒でした。

しかしこれはすごいです。

偶然、その時にいた店は日本酒専門店で
選びぬかれた日本酒がたくさん準備してあり、
その数十種類の中から選ぶことになります。

それぞれの銘柄の特徴を甘口辛口などで
マトリックスを作りプロットしてくれてはいるのですが
正直どれを選んで良いものか全然わからず適当に頼んでいました。

日本酒専門店だと食事に合わせてお店の方と話をしながら
色々とおすすめを聞くのが良い楽しみ方なんでしょうが、
その日は個室だっったのでそれもできず。

また、自宅用に買う時などはその時点で合わせる料理を決めることは少なく、
選ぶのは難しいです。
日本酒を楽しむ最初のハードルなんじゃないかと思います。

そんな多品種で選択が難しい日本酒の世界で、
合う食材を絞り込んで名前にまでしてしまうというのは
ユニークです。

チーズ以外のものと合わせる気になりませんが、
そのものずばりでチーズに合うお酒を探している人なら
一度は試してみたくなるでしょう。

また、商品名はネットで検索されることを
考えてつけたんじゃないかと思います。

この商品を探すつもりがなくても
チーズに合うお酒を探してたら見つけてしまいます。

売れ行きが知りたいところですが、
うまく行ってたらアイデア勝ちですね。

面白いです。
こういうのやってみたい。

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