読んだ本
脳番地を鍛える―潜在能力を引き出すトレーニング (角川SSC新書)知ったこと
- MRIの普及で生きている人の脳を見れるようになり、データが蓄積されてきた
- 脳は場所によって担当する機能が違う
- 脳の形を見ることで成長している部分としていない部分がわかる
- 運動系の部分が木でいう幹の役割を果たし、他の脳機能が育つ軸になる
- 脳も筋肉と同じように負荷をかけて酸素不足にすると育つ
- 同じ脳機能ばかり使うのではなく、バランスよく使うのが効率的
- 脳は部分によって育ち盛りが違う 50代以降も
- 意識的に脳の特定部分を鍛えることは可能
雑感
脳の形が能力を表していたのに驚き
筋肉は負荷をかけて疲れさせればその反動で前より強くなるというのは納得できます。そして筋肉以外の人間の能力も同じようなものだと漠然と思っていたのですが、脳の形そのものが能力に応じて成長しているとは知りませんでした。
年齢ごとの育ち盛り
脳は大人になった後も成長するらしいです。これは心強い。また、各機能ごとで育ち盛りの旬があるとか。30代は知的水準の高さと関係する部分。40代は五感で得た情報をもとに分析したり理解したりする部分。50代は思考力や判断力を担う部分が旬なんだとか。
年齢に応じて職務が変わったりするのは合理的なことなんですね。年を重ねるごとに今までの経験を活かす能力が発達するということでしょうか。
運動部分が木の幹
脳の機能を鍛えるというと、特定のところを一点集中というイメージを持っていましたがそうではなくバランスが大切なんだとか。そして全体の中心となるのが運動系の部分だそうです。
スポーツをしたりするのは気分転換とか健康だけではなく、仕事に必要な能力の成長そのものに直結するんですね。
今後に活かす
全体を効率よくするために運動もバランスよくします。歩く、走る、山に登るなどの基礎運動に加えてテニスやサッカーなど動体視力を使ったり空間把握を意識したりするのも別の機能になるので良いのだとか。
また、脳を鍛えるのは筋肉と一緒で、ここを鍛えようと意識すると効率よく鍛えれるんだとか。自分の現状や目標に応じて意識的に負荷をかけるのは大切ですね。
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