この本読みました。
市役所の職員が過疎地域の活性化をしていくお話。
保守的な文化の限界集落の人たちのために行動をするも
その相手から大きな抵抗を受けてしまいます。
しかしそれにもめげず成果を挙げていくストーリー。
その根性もすごいのですが
何よりすごいと思ったのは、「それは無理だ」と思わず行動を起こすこと。
・上司の許可なしに、全て事後報告で動くことを市長に認めさせる
・お米のオーナー制度の宣伝をまずAP通信やロイターに流して外から認めさせる
・ゴルバチョフやブッシュ、ローマ法王に手紙を書いて商品を認めてもらう
・人つながりで総理大臣までたどり着き応援メッセージをもらうことで地元を動かす
などなど、アイデア段階で話をされたら
「それは無理(笑)」となってしまいそうなことをやり続け
具体的な形にしていっています。
この方のモットーは「可能性の無視は最大の悪策である」とのこと。
本当に実践していると思います。
計画をたてる時、実現可能性を考えて低いものは行わないというのは一見賢く思えますが
小さくまとまってしまうことしかできないのかも。
「無理(笑)」と笑われてしまうくらいのことをやり続けてこそ
大きな成果を出せるんでしょうね。
自分の人生計画に勇気を与えてくれる本でした。
何かにチャレンジしている人、チャレンジしようとしている人は
一読をオススメします。
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