読書.

この本読みました。

原始仏教をされている僧侶の方が書かれた本。
東大卒の僧侶ということで本も多く出されているのでご存じの方も多いかも。

巻末に脳科学者の池谷さんとの対談が収録されているのですが
これが非常に面白かった。

人間は色々と考えているつもりでも、
外部からの刺激に対して脳が反射的に考えや感情を出しているだけで
自分で考えているように思っても実は脳に支配されているんだ、という考え。

そして脳からの反射自体をコントロールすることはできないけど、
イライラする感情などが脳の反射であることを客観的に意識すれば
不要な反射をスルーすることはできるということです。

脳はとにかく刺激が欲しがるやっかいないものなので
意識しないと常に雑念で頭がいっぱいになってしまいます。

それに振り回されないようにするために
瞑想などで訓練をするんですね。

訓練の方法として面白かったのが、食事を使ったものです。

食べ物を口に含んだ後、食器も箸も一旦置いて目を閉じて口の中の食べ物だけに集中します。
食べ物を噛むことでバラバラになる様子や
味や食感に集中すればその他の余計な雑念が入り込む隙がなくなります。

このようなことで意識をコントロールする訓練をしていけば
あらゆるものにちゃんとした判断ができるんでしょうね。

広島ブログ

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2 Responses to “人間の心は脳に支配されている”

  1. 柿辰丸

    脳っていろいろ調べて行くと面白いことがいろいろわかりますよね。
    今、私もある認定講師を目指して脳を鍛えていますw

    • 江島

      脳を鍛えて挑む認定講師ってどんなのでしょうか?w
      辰兄は活動が幅広いので予想ができないですね。
      どんな脳の鍛え方をしているのか、またブログに書いてくださいね。