ビジネス.

ここ最近、組織の理念とかビジョンについて
話をする機会が続きました。

最近経営幹部になった知人に理念とかを文字化しているか聞いてみたところ
「社会に貢献するとかそんな感じのですか?何かありますよ」
とのことで、一応それっぽいものを定めているだけという感じ。

以前、大手企業の理念などを集めた書籍を読んだことがあるのですが
そこで感じたのがお題目っぽいものが多いということ。
具体的に何をするべきなのかが見えてこないのでどこまで役に立っているか疑問です。

会社の規模がそれなりになってくると
一応必要というのもわかるのでそれはそれで良いと思います。

しかし、理想としてはお題目ではなく
その中で働いている人達が、
「自分たちが仕事をしているのは世の中にとって何の役に立つのか?」
がわかった方が良いですよね。

さらに言えば現場で何か判断に迷った時でも
理念を元に各自が判断することができ、
それが組織全体としてちゃんと統一感を出せれば強いです。

と、良い理念があれば非常に有用だということはわかっているものの
実際にそれを設定するのはかなり難しいです。

自分の中でも設定はするものの
時間が経つと「ちょっと違うかも」と感じて作りなおしたりと
そういった日々が続いています。

経営理念を作るための専業コンサルがいたり
そこに数百万円を投じる経営者がいるというのも納得できます。
本当に難しいことですね。

最初から理想のものを作ろうとすると動けなくなってしまうので
後になって変更する勇気を持ちつつも
まずは文字にしてみるということが必要かもしれません。

広島ブログ

このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。


Comments are closed.